入社の理由について
前職ではステンレスメーカーに勤務していたのですが、その会社の私が所属していた北海道営業所がなくなることになってしまったのです。道内の別の企業に転職するとしても前職の経験を活かせるところをと考えているときに、当時の取引先だったサスオールの社長に声をかけていただいて、33歳のときに入社しました。
メーカーの仕事と販売の仕事には違いはありますが、社長とは同い年で既に信頼関係は築けていましたし、この会社なら自分の知識を活かしながら、さらに多様な経験ができると考えて決断しました。
具体的な仕事内容について
販売の営業担当という仕事は、物を仕入れて売ると言えばシンプルなのですが、当社は単なる物販ではなく、顧客のニーズに耳を傾けて柔軟な提案ができるところが強みです。北海道の経済規模を考えると顧客の数には限りがあります。我々が成長するためには、一人ひとりの顧客を大切にしながら地域に根差したサービスをし、地域の発展に貢献する企業でなければなりません。
欲しいと言われた鋼材を売るだけではなく、受注時には用途を伺って、他の製品の方が目的に即していると思われる場合はそのご提案をします。必要に応じて鋼材を加工して納めることもありますし、人手が足りなくて困っているとのご相談には信頼できる会社をご紹介するなど、柔軟な発想で我々が持っているネットワークをフルに使いながら、スピード感を持って顧客の期待に応えます。
そういった誠実な仕事の積み重ねにより、顧客から「困りごとがあったら一番に相談しよう」と思われるファーストコールカンパニーとなり、当社の売り上げに繋がります。
顧客に喜ばれ、会社の売上も上がる、Win-Winの提案をすることにやりがいを感じますね。
会社の雰囲気や働き方について
当社は営業担当とアシスタントをしてくれる営業事務が協力し合って顧客の要望にお応えしていきます。我々営業はどうしても外勤や出張が多くなりますから、顧客からの問い合わせに即座に応えられないことも多くなります。
そういうときに内勤で色々と対応してくれる営業事務はなくてはならない存在です。営業事務とはタイムリーな情報共有を心掛け、営業担当と同じ目線で顧客の要望に応えられるようにしています。
営業事務になりたての頃はわからないことばかりですから、細かくコミュニケーションを取りながら仕事をお任せしてみて、徐々にできることを増やして、私と同じ判断ができそうだなと思ったら個人の裁量で顧客対応してもらうようにしています。
言われたことをそのまま顧客に伝えるというのは、間違いはないかもしれませんが成長に繋がらないので、「自分で考えて対応していいよ」と伝えています。
もし間違った判断をしたとしても私がフォローしますし、そこで正しい判断を覚えてもらえばいいと考えています。
また、営業担当が新人のときは、顧客のことを熟知した優秀な営業事務がサポートしてくれるのでその点でも安心です。お互いが尊敬し合いながら、同じ目標に向かって業務をこなしています。
入社してよかったと感じる点は?
変化に対応するスピードが早いところですね。オーナー企業であるからかもしれませんが経営陣が柔軟な考えを持っているので、現場の意見を取り入れ、課題があれば解決に向けてすぐに動くことができます。意思決定に時間をかけすぎて時流に乗れないということがありません。
また、自分の働きが売り上げに直結していると思える環境が自分に合っていると感じます。以前は大きいメーカーの社員で仕事の範囲も小さな歯車の一つを担当するだけにすぎず、会社の業績に自分が貢献している感覚が薄かったのですが、この会社では自分の提案や努力が業績に直結していると感じられます。
自分が入社してから19年の間、会社は急激に成長していますが、自分もその一役を担ってきたと誇りに思います。
大変だったこと、乗り越えた経験など
入社当時はやはりミスをすることもあり、上司や仲間に助けてもらっていました。
忘れられない過去の失敗として、メーカーにオーダーした大量の製品を、顧客に納品する直前で、金属の種類が違っていることに気づいたということがありました。
納期厳守の案件で後ろ倒しにはできない。
作り直して納期までに間に合うのか。作り直すコストを考えると大損害だ…と一瞬で真っ青になり、強い叱責や責任の追及を受ける覚悟で当時の上司や社長にすぐ報告しました。すると私のことを一切責めずに、「とにかくお客様に迷惑はかけられない。コストがかかってもいい。納期だけは全力で守るぞ!」と即座に対応に向けて動いてくれて、動揺する私にも的確な指示をくれました。私はすぐさま東京に飛んでメーカーに頼み込んで追加の製品を作ってもらう約束を取り付け、無事に納期に間に合わせることができました。
二度のそのようなミスがないようにと大反省した出来事ですが、我々は何を大切にするべきなのか、ミスが起こったときにどのように行動すべきなのかを学べました。この会社で長く働きたいと強く思いましたし、後輩や部下を教育する面でこの失敗の経験が役に立っています。
将来の目標
顧客に幅広い提案ができるよう、会社として対応できることを増やすことと、新規顧客を獲得することですね。
例えば最近ではAS9120の認証に向けて取り組みをしています。認証されれば、航空宇宙や防衛分野の企業とお取引ができます。
他にはアンモニアや水素、メタンハイドレードなどエネルギー分野のご提案も積極的にできるようにしたいですね。このように時代のニーズも変化していきますから、情報のキャッチアップと知識力・対応力の向上は常に目標としています。
求職者へのメッセージ
サスオールはこれからもっと成長できる企業だと感じています。
でもそのために一番大切にするべきは「人」です。世の中はどんどん変化していきますから、若い人の感性や考えで上に遠慮することなく素直な意見を出してくれる人材を求めています。
そのために我々は、役職や社歴、年齢、性別を問わず何でも言える雰囲気づくりを心掛けています。
ステンレスへの興味の有無は関係なく、提案営業や営業をサポートする営業事務の仕事に興味があったり、風通しのよい会社で働きたいという方はご応募お待ちしております。
1日の流れ
8:30
朝の業務開始
見積、受発注業務の進捗確認、アシスタントへの指示
10:00
午前中の業務
メーカーへ発注内容の確認、発注依頼
顧客からの問い合わせ対応等
12:00
お昼休憩
13:00
午後の業務
顧客先へ訪問
加工依頼先との打ち合わせ、進捗等確認
17:10
終業前振返り等
当日の伝票、見積内容のチェック
仕事の進捗確認
翌日の仕事の準備
営業日報の作成
17:30
終業
17:30
帰宅後のリフレッシュタイム
ゴルフの練習
フィットネスクラブで運動
晩酌